Episode 2018 – 4/4/91
脚本: ハーレー・ペイトン、ロバート・エンゲルス
監督: デュエイン・ダナム
火曜の夜 (続き)
-ジョーンズ、トルーマンと自分の唇に香水をつける。トルーマン、もうろうとしながらジョシーの姿を見る。ジョーンズ、トルーマンを絞殺しようとする。2人は格闘し、トルーマンが勝つ。
3月22日(水)
朝
-オードリー、ジョンの部屋に朝食を運ぶ。
-トルーマン、クーパーにジョーンズは南アフリカ領事以外とは話さないらしいと告げる。クーパー、二日酔いの特効薬を処方し、トルーマンがトイレに駆け込む。その日の朝、「ジョシーから」盆栽が届く。ドク、トルーマンにアールが家に来たと言う。
ク: 次の一手は今日知らせる。
ゴードンが到着する。アール、盗聴器をしかけた盆栽で聞いている。アールは、OAMと同じハリペリドールという薬品を使っていた。また、アールはプロジェクト・ブルーブックにも関っていた。ゴードン、クーパーを復職させ、新しいスミス&ウェッソン10mmを渡す。
ウ: デイル坊やはフェアプレイをしようって気がないんだな!
-レオ、アールのカードを引く: クラブのクイーン(ドナ)、ダイヤのクイーン(オードリー)、スペードのクイーン(シェリー)、スペードのキング(クーパー)。ハートのクイーン(ブランク)、これがミス・ツイン・ピークスだ。
ウ: さて、優勝者には何を差し上げよう? {……} そうだ、これがいい…… 優勝者には、死を。高貴なる処刑だ。そしてクーパー…… 見るがいい {笑う}
-ドナ、グレート・ノーザンで母親とベンの姿を目撃する。マイクとネイディーン、チェックアウトする。ドナ、オードリーと話し、両親について不審に思う。
-アイリーンとベン、20年前のことを話し合う。アイリーンはベンからのラブレターを持っていた。ベン、自分は生まれ変わったのだと言って彼女を取り戻そうとする。ドナとオードリー、立ち聞きしている。アイリーン、ドナに近づかないよう頼む。
-RRで、ゴードンはトルーマンに二日酔いの妙薬を処方する。トルーマン、トイレに駆け込む。ゴードン、シェリーに気づき、彼女に魅かれてそばへ行く。
シ: そんなに大声をお出しにならなくても、聞こえます。
ゴ: 聞こえた。今のは聞こえたぞ
シ: コーヒーの他に何か?
ゴ: 完璧に聞こえた!
シ: {困って} 私も聞こえてます、本当に。お願い!
-クーパーとトルーマンとアニー、窓の外を飛ぶシジュウカラの話をする。
ト: 二日酔いの特効薬は?
ア: 禁酒とお祈り
ク: それはいいね
ト: コーヒーをもらうよ
クーパー、ペンギンについての冗談を言い、笑う。
ト: オチがついたな
アニー、クーパーのスケッチがふくろうの洞窟にあった記号にそっくりだと指摘する。
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-ドナ、ジェームズがサンフランシスコから出した手紙を読む。彼はメキシコへ行くとのこと。父親がジェームズのことを聞き、ドナが母親とベンのことを聞く。父は何か隠している様子。差出人のない花束がアイリーンのもとへ届く。
-エドワード・パーキンス博士(アール)、図書館でオードリーに出会う。アール、詩をシェリーのものだと言う。
ウ: シェリーの詩を朗読している貴女は、本当にクイーンのようだ
-シェリーとアニー、クーパーの話をする
-ルーシー、チェスをしながらロープを降りているアンディと話をする。アンディは洞窟探検に行くところだった。
-ピート、次の一手のために呼ばれる(ポーンをQR-3へ):

クーパー、装備をつけて出発の準備をする。クーパー、シェリーが耳の件でゴードンをドクのところへ連れて行ったと言う。
-ジョニー・ホーン、バッファローを射つ。
-ベン、自分の仕事を補佐する適役はオードリーだと言い、1時間後にシアトルに発つよう指示する。ジョンが現れる。ジョンとベン、ベンの更正について話し合う。ジョン、オードリーと恋におちたと言い、二人でにんじんを食べる。
ベン: つらい真実はかならず最初に……
夜
-ふくろうの洞窟。アンディ、足をすべらせて落ちる。クーパー、トルーマン、ホークもそこにいる。壁に描かれたシンボルを見る。中心のひし形がはずれ、ペトログリフ(古代の壁画)が描かれた棒の先が現れる。その絵はテレサの指輪と同じ模様だった。ふくろうが飛び去る。
9:05 pm (クーパー→ダイアン)
-クーパー、ダイアンに短いメッセージを吹き込み[ここで間違えて木曜日と言っている]グレート・ノーザンのバーでアニーに出会う。
デイル: やあ、アニー
アニー: こんにちは
デ: 何か頼もうか
ア: いえ、ラム&トニックがあるから
デ: そうだね
ア: シスターが紅茶にラムをたらして飲んでらしたの。それが何だかエキゾチックに見えて、それで……
デ: 新しい体験ばかりだね
ア: 驚くことばかり。戸惑ってるわ。音楽、人々……話し方や笑い方、恋人たちのしぐさ。まるで外国語なの。私、本当に何も理解してないのね
デ: 君の目を通して世界を見てみたいな
ア: どうして?
デ: チャンスがあれば、やり直してみたいことがあるんだ
ア: 私もよ
[アニー、飲み物に手をのばす。デイル、手首の傷に気づき、アニーも彼が気づいたことに気づく。アニー、手をひっこめて手首をかくす。]
ア: ええ、そう……未遂だったの。 [間] それを繰り返すのが恐いわ
デ: そのことを話してみない?
ア: まだだめ
デ: 力になれないかな
ア: あなたが?
デ: 君さえよければ
ア: 私は頑固ですごく意固地よ
デ: かまわない
ア: 変わり者だって言う人もいる
デ: ぼくもだ
ア: [笑う] いつも理にかなったことをするとは限らないし、あなたの予想もしないことをするかも
デ: 予想なんてしてないよ
ア: じゃあ、その親切なお申し出を受けるわ
デ: よかった。嬉しいよ
-アール、ふくろうの洞窟を探検する。
[ウィンダムの懐中電灯の明るい光。何かを探しているらしいアールの姿が洞窟に現れる。覆いの取れた「ペトログリフ」の所へやって来る。]
ウィンダム: う~ん、これはいったい …… [懐中電灯を洞窟の他の部分に向ける] ……ここか?
[同じペトログリフの映像。ただしウィンダムの位置からは天井に逆むきに描いてあるように見える。これはひし形の図形に囲まれている。]
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ウ: これか? [壁のペトログリフを振り返る] そうだ
[天井を振り返る] 逆むきのシンボルだ
[息を切らせたような笑い方] これだ
[少し手こずった後、ウィンダムが石の柱をつかみ、左向きに回してシンボルが天井のシンボルと同じ向きになるようにする。「火」のシンボルにささったアンディの斧が動き始め、地面が揺れるような音がする。斧は壁のペトログリフの上に直接ささっていた。斧が壁からはずれ、壁の揺れが激しくなる。ウィンダム、後ずさり、満足げに小さく笑う。壁の土埃が画面を覆う。]