Episode 2020 – 4/18/91
脚本: ハーレー・ペイトン&ロバート・エンゲルス
監督: スティーヴン・ギレンホール
木曜の夜(続き)
-警官たちがポーンを四阿から運び出す。パンク男の友人、変な格好をした「スコット」が森から出て来てビールがあると行ったのでラスティ・トマスキー(パンク男)はついて行ったのだと話す。アンディ、泣く。クーパー、アールのゲームはチェス盤を離れたと考える。
ク: 彼はまたポーンを取った。しかし、今回は自分の手を伝えていない
3月24日(金)
朝
-ルーシー、自分の知らない人が悲しそうにしているのでホークが彼に朝食をあげているとトルーマンに告げる。また、アンディに明日をD-デイ(父の日)、すなわち自分の子供の父親を決める日にすると告げる。ルーシーはミス・ツイン・ピークスのコンテストに出る決心をしていた。アンディ、スピーチに協力する。
-ジャック、グレート・ノーザンでオードリーから自分宛のメッセージがないかチェックする。
-ドク・ヘイワード、ベンを診察して健康を保証し、アイリーンに近づくなと言う。ベン、嘘が存在する限りそれはできないと言う。ジャックが入って来てオードリーを探す。ジャック、パートナーが殺されたため帰らなければならないと告げる。
-ドナ・マリー・ヘイワード、自分の出生証明書を見て「父親」欄が空白であることを知る。また、両親とベンが写っている写真を見る。母親の旧姓欄はアイリーン・ヘイワードになっていた。ホーク、電話でドナを呼ぶ。
-オードリーが戻る。ホーク、すぐにクーパー捜査官に会いに行くよう伝える。
-ジャックとベン、しゃべっている。ジャック、熱帯雨林のビジネスでパートナーの跡を引き継ぐと言う。オードリーへの手紙をことづける。
-ブリッグス、キャピーにシンボルの調査を指示し、クーパーとトルーマンに情報を伝える。アールは最高に優秀な職員だったが、調査対象が外宇宙からツイン・ピークスに変わったのと同時に、何かに取り憑かれたようにおかしくなり、プロジェクトからはずされていた。クーパー、ウィンダム・アールのテープを見せる。
ア: この、えー、この邪悪な魔術師は……ダグパスと呼ばれている。彼らは、悪のために悪を行う、それだけの存在だ……彼らは闇の中に棲み、理由もなく悪を為す。そう……この熱烈で純粋な悪ゆえに、秘密の場所への扉が開けたのだ。そこでは、邪悪な力が養われ、急速に増殖し、それによって悪の力はさらに増している! この……このパワーの場所は実在している。探し当て、中に入り、ある方法で利用することもできる。ダ……ダグパスだ。彼らはさまざまな名で呼ばれる。だが一般には(咳き込む)それは、ブラック・ロッジだ。信じないか、そうか……おれが働きすぎでおかしくなったと思っているな。出て行け。
ク: (テープを一時停止にしてため息をつく) ウィンダム・アールがツイン・ピークスに来た時には、彼が来たのは復讐のためだと思っていた。ぼくへの復讐だと。しかし、それは間違いだったようだ。彼はぼくの友人たちの生活に干渉し、何の罪もない人々を殺害した。ごまかしや偽の手がかりで我々の注意を引いた。まったく見事なだましぶりだった。しかし、そのような行動はすべてカモフラージュにすぎなかった。彼は別のものをずっと追っていたのだ。今なすべきことは、この(モニタを指差す)ブラック・ロッジと、あれ(地図の絵を指差す)の関係だ!
クーパーとトルーマン、古い記録を調べる。ブリッグス少佐、散歩に行く。
-アール、クーパーとトルーマンとブリッグスの話を盗聴して笑う。レオ、電気ショックの道具をポケットに入れる。アール、チェス盤の上の駒を払い落とす。
-RRで、パイを食べている客の手が震える。ボビーとシェリー、スピーチのことと、ボビーが最近シェリーをほおっておいたことについて話す。クーパー、電話でシェリーを呼び出す。
7:52 am (壁の時計)
-ロードハウス。市長、ラナに他の審査員はノーマとディックだと言う。ラナ、優勝したら結婚すると言う。
-クーパー、シェリーとオードリーとドナに最近知らない人に会ったかと聞く。シェリー、レオの筆跡を認める。クーパー、毎日午前9時と午後9時に保安官に連絡するように言う。
-アール、しゃべっている。レオ、掃除をしながらシェリーのカードに気づき、自分に電気ショックを与える。
-オードリー、グレート・ノーザンに戻る。ジャックはちょうど出発した後だった。ベン、オードリーに、ミス・ツイン・ピークスになって彼の主張を伝えるように言う。ベンがジャックの出発を伝えると、オードリーはすぐに後を追い、ピートに運転を頼む。ピートはジョシーの顔を見て何かつぶやいていた。ベン、何かに驚く。
-クーパーとトルーマン、ペトログリフを検討する。アンディ、ブリッグス夫人に電話をかけ、少佐はもう到着してもいい頃だということを知る。クーパー、アニーのことを話す。手が震える。
-ブリッグス、森の木の傍で立ち止まり、木と自分の刺青に手を触れる。その後、馬のぬいぐるみを来たアールに撃たれる。
-ジャック、出発の用意をする。
10:34 am (壁の時計)
-クーパーとアニー、話をしてキスを交わす。皿が落ちる。
-ピートとオードリー、ジャックに追いつく。オードリー、ジャックと愛を告白し合い、自分はバージンだと告げる。
オ: 愛し合いたい
ジ: え? ここで、今?
オ: 自家用機でしょ
ジ: ありがたいことに
ピート、涙ぐむ。手が震える。
-アール、的に張り付けにしたブリッグスを尋問する。
ア: ノース・カロライナの州都は?
少: ローリー
ア: 素晴らしいな
アール、少佐にハリペリドールを打つ。
ア: もっとも恐れていることは……この世で
少: 愛は無力かもしれないこと
少: 「木星と土星が出会う時、彼らは現れる」少佐、さらに「あなたの好きなガムが戻って来る」を逆にしたような言葉をしゃべる。
-アンドリューとキャサリン、パズル・ボックスに取り組んでいる。アンドリュー、エッカートの誕生日と自分の誕生日を試す。その後箱が届いた日を試すと箱が開き、別の箱が現れる。アンドリュー、その箱を叩き壊す。金属製の箱が現れる。
-アニー、クーパーと踊り、ミス・ツイン・ピークスのコンテストに出ると言う。巨人が現れ、クーパーに対し「ダメだ」というようなしぐさをする。
夕暮れ
-ピート、トラックの中で目を覚ます。ジェット機はブラジルへと飛び立った。オードリー、まだそこにいる。ピート: 「失恋を癒すものはいろいろあるが、月夜にはねる鱒はなかでも最高だよ……」
-レオとブリッグス、痛みに苦しむ。アール、ペトログリフは地図だと判断する。
-クーパーの見ている巨人の幻が消える。市長: 「何かおかしいぞ。こわれとる」
夜
-グラストンベリー・グルーヴに“ボブ”が出現し、「出たぞ!」と叫ぶ。