Without a Trace S5-1 Stolen

Without a Trance/FBI失踪者を追え! 5thシーズン 前半 Without a Trace

通算095話「盗まれた子」
12歳の少年が夜中に自宅から逃げ出して警官に保護され「自分の父親が小さな男の子を誘拐している」と告げる。警官が自宅へ行くが、父親は男の子を連れて逃亡してしまっていた。

WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え! 5thシーズン 前半

  • 脚本:David Amann
  • 監督:Randy Zisk
  • 初回放映:2006-09-24

失踪者:ダニエル・エリソン他

12歳の少年ブライアン・パーカーが自宅から逃げ出して警官に保護され「自分の父親がトッドという男の子を誘拐している」と告げる。マローンのチームが自宅へ急行するがもぬけの殻。

ブライアンは母親を亡くし、父親と二人暮らし。他に身寄りはおらず、父親は自営の塗装業者。1週間ほど前に仕事で何日か不在にした後、トッドを連れて来たという。ブライアンは、捜索願が出ている子どもたちの写真からトッドを見つける。「トッド」は偽名で、本名はダニエル・エリソン(5歳)。

マーティンらの調べで、パーカーは偽名と判明。学校に提出していた近親者リスト等はすべてデタラメで、記録を調べても7年以上前のものは見つからない。パーカーとブライアンは実の親子ではなかった。

パーカーの車は乗り捨てられた状態で発見される。清掃員は、パーカーらしい男が小さな男の子を連れているところを目撃していた。

サマンサはブライアンの描いた絵を見て、以前に住んでいた場所ではないかと思う。ブライアンは意識を集中し、白い窓枠のあるレンガ造りの家や、一緒に遊んだ女性のことを思い出す。

ブライアン自身も7年前に5歳で誘拐されていたことがわかり、ヴィヴィアンは当時の失踪者記録を調べ直す。ダニエルの両親にパーカーの写真を見せると、近くの公園で見かけたことがあるという。ダニーとマーティンは付近を調べ、落ち葉に隠れた男の子の遺体を発見する。

遺体はダニエルではなく別の子どもで、死後1ヶ月経過した後、最近埋め直したものと思われた。パーカーが他にも男の子を誘拐して殺していることを知り、サマンサは改めてブライアンに問いただす。ブライアンは言い争う声と物音を聞いたことを認める。

パーカーの通話記録から、サラ・プラットの存在が浮上。サラはパーカーの写真を見て「従兄のロバート・プラット」だという。最後に会ったのは7年前で「恋人の息子のブライアン」という男の子を連れてドライブ旅行していたので、森にあるトレーラーに泊まるよう勧めたという。

トレーラーは今も同じ場所にあり、中にはパーカーがいたが、捜査官らの姿を見て自殺してしまう。子どもの姿はなかった。マローンらは地元警官とともに付近を捜索し、地下の穴に監禁されていたダニエルを発見する。

ブライアンの身元は7年前に行方不明になったマックス・マクニールと判明。公園で釣りをしていた時に行方不明になっていた。川に落ちたと思われ何日も捜索したが見つからず絶望視されていたのだった。


久しぶりのWaT視聴。前シーズンについて記載したのが2009年なので16年ぶりだ。

さすがにエピソードの細部は記憶していないが、エレナという新キャラが登場し、ジャック・マローンがチーム外の捜査官と恋愛関係になっていたというのは思い出した。

シーズンプレミアだが、特に派手な仕掛けもなく淡々と捜査が進んだ。失踪者を探すためにその人の人生を知る――ではなく「この人物は本当は誰なのか」を探すことで事件の真相に迫る、という所がいつもとちょっと違う。

今回の犯人、5歳の子どもばかりを狙っているので小児性愛者か?と思われたが、ブライアンはあまりひどい目に遭っていないように見える。森に埋められていた男の子が死んだのも事故のようだし、学校でもごく普通の父子家庭と思われていたようだった。

2025-06-24

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