CSI - Season 1
Two bedrooms, two baths and a skeleton.
グリッソム、ニック担当。ある家の住人が水道管修理のために床下にもぐり、そこで人骨を発見した。
骨格の状態から20歳前後の女性と判明。湾曲し、縁に刃のついた特殊な刃物で何度も刺され、殺されてからセメントに埋められている。家の土台のコンクリートから型を取り、顔面を復元するためテリ・ミラーを呼んだ。テリは顔面復元の名人で、グリッソムと二人で北欧系の白人女性の顔を作り出した。復元した顔から、骨の主はフェイ・グリーンという女性だとわかる。
フェイの耳からは塩と砂が発見された。だが、砂は岩を砕いて人工的に作ったもので、浜の砂ではなかった。
グリッソムとニックはフェイの元恋人、ジェイソンを訪ねる。彼の家には人工の砂を入れた水槽があった。ジェイソンは元配管工で、その会社は白骨が見つかった家の建設を請け負っていた。
床にレーザーを当てると、床板の中にしみこんだ血液の跡が浮かび上がる。ニックは壁に飾った写真から、凶器になった刃物が登山用のであったことを知る。だが殺人を犯したのはジェイソンの妻エミーだった。
サラ、ウォリック担当。タイナー巡査が、追跡中の被疑者が銃で自分の頭を撃ったと主張。だがタイナー巡査の銃は被疑者と同じ物で、さらに弾が一発なくなっていた。現場の駐車場にいた目撃者が、巡査が撃ったのを見たと言う。二人は貫通した弾を探し、スペアタイヤにめりこんでいるのを発見する。
弾は巡査ではなく被疑者が撃ったものだった。巡査が撃ったのであれば、飛ぶはずのない位置。目撃者の証言が嘘で、被疑者の自殺だったことが証明された。
キャサリン担当。ダンサーのエイプリルがレイプされたと訴え出た。訴えられたのは、キャサリンの元夫のエディ。グリッソムは予備調査だけで手を引くように言うが、キャサリンは捜査を続ける。彼女はエイプリルのロッカーを調べ、避妊フィルムを発見。フィルムを装着したのはまだ店にいた時だった。エイプリルは、エディを金持ちだと誤解し、訴えて金をせしめようとしたのだった。