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CSI: NY - Season 6, Episode 20

#137 Tales From the Undercard


事件概要

ジョー・カーセッジ

ブルックリンの工事現場で、コンクリート塊の中から血が噴き出すという事件が発生。調べたところ人間の血液であったため、モルグに持ち帰ってコンクリートを取り除いたところ、映画「グラディエーター」の主人公のような扮装をした大柄な男性が埋められていた。両腕を前に出すポーズだったことから、生きたまま埋められたものと思われた。工事現場はスト中で、封鎖してあったチェーンが破られ、2種類の車が進入した形跡があった。

身元を示す所持品はなく、指紋もヒットしないため身元不明だったが、手などの負傷の痕からボクサーであることがわかり、元アマチュアチャンピオンの、ジョー「ザ・グラディエーター」カーセッジと判明。グラディエーターの扮装で試合に臨んでいたため、そう呼ばれていた。試合で脳を損傷したためボクシングは引退し、現在はバーで働いていた。もう一度頭を殴られると命に関わるおそれがあったため、カムバックは不可能なはずだった。

ジョーは職場の皆からは好かれていた。乱暴な客と揉めたことはあったが、その客はただ口先だけワルぶっているだけで、実際にはジョーと戦うこともなく逃げ去っていたとわかる。

ジョーの甲冑に特殊なガラスが使われていることがわかり、使用している箇所を絞り込んで調べたところ、ある空きオフィスに格闘の痕跡があることがわかる。見たところはきれいに片付けられていたが、ルミノールで調べてみると、大量の血しぶきが確認される。そこは「流血のバトル」と呼ばれるWebイベントの会場になっていたのだ。

バトルイベントのプロモーターはアル・ブランソンという人物。彼は空きオフィスや倉庫など、さまざまな場所でゲリラ的な試合を企画し、選手や観客にはツイッターやメールで場所を告知していたという。ブランソンが配信しようとしていたジョーの試合の動画を調べると、対戦後もジョーが生きていたことがわかる。しかし脳出血による死は数時間後に起きることもある。対戦後にジョーが意識を失い、対戦相手が死んだと思って工事現場に遺棄した可能性も考えられる。

バイキングの扮装で戦っていた相手は、保険会社に勤務するエリック・オーヴァーソンとわかるが、遺棄現場とのつながりがなく、本人も無関係を主張。

結局、コンクリートの中から「T.G.」のイニシャルをつけたファイティング連盟のペンダントが発見されたことから、ジョーを埋めたのは元トレーナーのテリー・ガインズと判明。

アル・ブランソンはバーでジョーを見かけて、自分のショーのために復帰させようとした。ジョーは脳の損傷を理由に断るが、ブランソンは「脳のことは現代医学でもよくわからないことが多い。治っているかもしれないじゃないか」と食い下がり、ジョーが信頼していたテリーを買収して「お墨付き」を与えるように仕向けた。ジムの経営難に悩んでいたテリーはその金を受け取り、ジョーは試合に復帰。

バイキングとの対戦後、ブランソンは皆が帰った後の会場でジョーが倒れたのを見て、あわててテリーを呼び出す。テリーもジョーが死亡したものと思い込み、車で工事現場に運び、コンクリートの中に埋めたのだった。途中でジョーが息を吹き返し、脱出しようとしたことも知らず……。


感想

えーと、ダニーのバッジ問題は結局どうなったんですか? と言いたくなった今回。あれだけの事態を引き起こしておいて、免職にも停職にもなっていないということは、せいぜい減給どまり? そんな軽い処分で済むなら、盗まれた時にさっさと申告しておけば……と思うのだけど、軽い処分で済むからこそ言っても言わなくてもたいして変わらないってことなのだろうか。どっちにしてもいい加減だなぁNYPDは。それとも放送順序の変更?

事件の方は……これも半分くらいはNYの変な流行紹介エピ、みたいな。結局、コンクリートに埋まっていたペンダントが掘り出されて決め手になったので、今までのあれこれは何だったんだと思ってしまった。まぁバトルイベントというネタ自体は悪くなかったので良いけど。真のファイターであるジョーに対してマックが敬意を示しているところも良かった。

プロモーターを演じていたのはCSI:マイアミのダン・クーパーことブレンダン・フェア。マイアミでクーパーは、最初はデルコと親しい普通のAVラボ員だったのに、最後はとんでもないキャラに落とされてしまった。そのキャラ属性が今回の役と連続している感じなのが二重にイヤ。

でも冒頭、コンクリートから大量に血が噴き出していたのに、掘り出されたジョーの遺体にそれらしい傷が見当たらなかったのが不思議。あのドリルはどこに当たっていたのだろう。

Yoko (yoko221b) 2013-02-21