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dexter:s02:021_resistance_is_futile

Dexter - Season 2, Episode 9

#21 Resistance Is Futile

  • 邦題:「無駄な抵抗」
  • 脚本:Melissa Rosenberg
  • 監督:Marcos Siega
  • 初回放映:2007-11-25

概要

ライラを警戒するデクスターは、夜通しリタの家の外で見張りをする。リタはデクスターの謝罪に理解を示したものの、それでも彼が別の女と寝た事実は変わらないと言う。リタの家を後にするデクスターは、FBIの車が尾行していることに気づく。

出勤したデクスターは、ランディが容疑者をつかんだらしいと聞かされる。タスクフォースの面々は捜査から外され、警察署も鑑識ラボにも、スーツ姿の連邦捜査官が歩き回っている。デクスターは、昔ハリーに伴われて死刑執行を見たことを思い出す。

デクスターは早く小屋へ行ってヒメネスの遺体を処理したいのだが、ライラがエンジェルを訪ねて来て、皆で飲みに行くことに。一緒に来ないと秘密をばらすわよ、と脅されて仕方なくデクスターも同行。その後帰宅したデクスターは、血液スライドのケースがなくなっていることに気づき、「ランディに見つかった」と思い込む。そこへFBI捜査官が現れ「ランディが呼んでいる」と言い、デクスターはいよいよ覚悟を決める。

警察署では、ランディとマシューズ警部がデクスターを出迎える。デスクの上には、スライドの箱が置かれていた。だが、ランディがデクスターに告げた「容疑者」はドークスだった。ドークスの父親は食肉加工をしており、暴力傾向があった。ドークス本人は特殊部隊で殺人技術を身に着け、プロファイルに一致する。BHB被害者のうち数名が、ドークスが担当する事件の容疑者であった。ランディはドークスが出国したことを知り、令状を取って自宅と車を調べ、車のトランクに隠されていた血液スライドを見つけたのだった。デクスターを尾行していたFBIは、実は護衛だった。

ドークスが指名手配されるが、ラグェルタだけはドークスの無実を信じていた。ドークスは、血液スライドを鑑定する段取りをつけるためにハイチへ行っていたのだ。ラグェルタは、ドークスが何かつかんだらしいことを知るが、詳しい内容までは聞かされないままだった。

血液の分析を命じられたデクスターは、急いで自分の指紋とDNAの証拠を消し去る。無実の者を傷つけることは、ハリーの掟に背くことになるが、それでも第1の掟――決して捕まるな――はすべてに優先するのだった。

ライラはエンジェルに急接近。エンジェルを利用してデクスターを取り戻そうとするライラの意図は明らかだったが、エンジェルはそれでも良いという。

デクスターの自宅にはFBIの一団が見張りに着くが、デクスターは浴室の窓から抜け出してエバグレーズへ向かう。首尾よくヒメネスを解体して投棄しようとするが、そこへドークスが現れる。ボートにGPS装置を付けていたのだ。デクスターはドークスに反撃、彼を小屋に監禁する。


感想

デクスターの動きとBHB捜査の動きが重なってきたので、今回からは粗筋を一本化。

血液サンプルを見つけられてピンチ! と思ったら、ランディはドークスが犯人だと判断したらしい。ええ~? そうか?

確かにデクスターとドークスには似た部分がある。殺人という一点を軸にしてさまざまな点で対照を成す、ネガとポジのような存在じゃないかなぁと思ったこともある。デクスターが今まで手にかけてきた凶悪犯は、ドークスが任務中に撃ち殺していても何の不思議もない連中だろう。でも、切り刻んで海中に投棄してスライドガラスにコレクションする所は想像できないな~。それに、ドークスの母親と姉さんたちが前シーズンに登場したけれど、とても虐待家庭には見えなかった。

デボラとラグェルタの会話。「ランディと寝てるからって、何でも話してもらえるわけじゃないよ!」「ランディと寝てるの?」そこへランディが通りかかるのがあまりにもお約束の展開なのだけど、ランディの余裕の見せ方がオトナな感じ。これはデボラが参ってしまうのもわかる。

Yoko (yoko221b) 2009-05-20

dexter/s02/021_resistance_is_futile.txt · Last modified: 2019-09-11 by Yoko