• 邦題：「再会」
• 脚本：Arika Lisanne Mittman
• 監督：Alik Sakharov
• 初回放映：2013-08-11

デクスターは見知らぬ場所で目覚め、デボラに連絡して迎えに来てもらう。デボラは自宅の床で寝ていたらしい。

ザックがデクスターを訪ねるが、デクスターは「絶対に人前では会わない」と言い渡す。ザックはヴォーゲルから掟や2人の共通点のことを聞いていた。

デクスターは交通監視カメラの映像を調べ、ハンナが使った車の借主が「マギー・キャスナー」という人物であることを突き止める。「マギー・キャスナー」はカジノ王である夫とともにマリーナに停泊中の船で暮らしている。デクスターは2人を尾行し、会員制クラブに入るところを見る。デクスターはザックを呼び出し、父親のコネで中に入りハンナに接触。

マスオカはニキの勤め先のバーへ来て、トップレスバーであることを知り驚く。マスオカは「予算が余っているのにラボの人員が足りない」と主張し、助手としてニキを雇うことにする。

デボラはハンナのことをヴォーゲルに相談する。ヴォーゲルは脳外科医の件をうまく解決できたと話し、デクスターを信頼して任せようと言う。

ザックが弁護士とともにメトロ署を訪れ、監視を解いてほしいと要求。マシューズはクインに口をはさませず、今後監視はしないと確約する。デクスターはこっそりザックに声をかけ、「衝動を制御して待つこと」を教えようとする。

デクスターはハンナとメッセージをやり取りし、今は荒れ果てた温室で落ち合う。ハンナは暴力的な夫をデクスターに殺してほしいと思っていた。彼の家族に疑われているので、自分では手を出せない。だが、気を失っているデクスターを見て「彼は特別な人」と改めて思い、翻意したのだという。

デボラはエルウェイからGPS追跡機を借りて、デクスターの車にセットする。

ヴォーゲルはデクスターに対し、ハンナと離れてそれよりもザックを指導してほしいと頼む。デクスターもそれを聞き、ハンナと距離を置こうとするが、そこへ3人組の男に襲われて暴行を受ける。キャスナーの手下と思われた。

キャスナーはハンナがまだデクスターを思っていると言い、暴力を振るう。デクスターが船に乗り込んでみると、ハンナがマイルズを刺殺していた。デクスターは一緒にマイルズの遺体を始末する。

デクスターは殺人現場に呼び出されるが、現場は彼の自宅アパート。行ってみると、キャシーが撲殺されていた。デクスターはザックの犯行を疑う。

前シーズンのラストで逃亡したハンナ、あれからどうしたかと思ったら、大富豪のカジノ王と結婚して別の身元を得ていた。このカジノ王がジュリアン・サンズだったので「これが次の敵なのか!」と期待したら、登場1話だけであっけなく殺されてしまって残念。

そういえば前シーズンに登場したハンナのハンディマン、あれも演じていたのがジェフリー・リバス（CSIのベガ刑事）だったので何か重要な役なのかと思ったら、あの方もワンシーンだけの登場で終わってしまったのだった。

デクスターはザックを弟子にすると決めたのに、ハンナの登場で何だかそれどころではなくなってしまった（ザックのコネで高級クラブに入れてもらったくせに態度が横柄だし）。ろくに教えないうちにキャシーが殺害され、どうやらザックの犯行であるらしい? ザックはデクスターがいないことに腹を立てて帰って行ったようだが、その後戻って来て、腹立ちまぎれに殺したということだろうか。だとすると、ザックの今までのパターン（個人的に恨みのある相手を付け回してから殺害）から行動が少し変わってきたということになる。

クインの捜査を禁じたエンジェルは、前シーズンでデボラに追加捜査を却下されたことを思い出しただろうか。

— Yoko (yoko221b) 2015-05-14