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bones:s02:039_the_priest_in_the_churchyard

BONES - Season 2, Episode 17

#39 The Priest in the Churchyard

  • 邦題:「神の庭の犯罪者」
  • 脚本:Lyla Oliver
  • 監督:Scott Lautanen
  • 初回放映:2007-03-28

事件概要

マコート神父

教会の墓地で給水管が破裂し、大量の遺体が流出。遺体の鑑定のために墓地を訪れたブレナンとザックは、正式に埋葬されていない男性の遺体を発見し、ブースを呼び出す。頭蓋に残る傷跡から、撲殺されたものと思われた。傷口からは銀が検出される。

復元した似顔絵から、被害者は3年前に辞職したはずのマコート神父と判明。その教会では教区長のドンラン神父が若い神父に厳しく接しており、神父が長く居つかないと言われていた。古い墓から装飾品が盗まれていたことがわかったり、マコート神父が小児性愛者であり、ミサで侍者を務める少年に手を出したという噂もあったが、いずれも噂どまりで決定的ではない。

その後、凶器は教会に置いてあった銀製の聖杯と判明。だが、致命傷はその打撲ではなく、タキシンという毒を摂取したためであった。ブレナンは、マコートの後任の神父マットが具合悪そうにしていたことを思い出し、彼も同じ毒を盛られているのではないかと思いつく。タキシンは教会の庭に生えている木から取られたもので、庭を管理しているのはドンラン神父。

ドンラン神父は罪を認めるが、ブースはそれが虚偽であることを見抜く。毒を盛ったのは神父ではなく管理人のロレイン・バーギンだった。彼女はマコートが小児性愛者であると思い、性欲を減退させるためにこっそり薬を与えたが、量が多すぎて神父は死亡。埋める前に、神父が本当に死亡しているかを確認するために聖杯で殴った。マット神父も、レスリングの指導中に少年を触ったと思い、同じように薬を与えたのだった。


感想

宗教に対するブレナンのスタンスが、ちょっとわからなくなってきた。前シーズンでは、人類学者としてイスラム教の埋葬儀礼やブードゥー教に理解を示しており、ブレナンは「自ら信仰する対象は持たないが、他者の信仰は尊重する」人なのだと思っていた。だが、今回のカトリック教会に対して見せた、敵意というか相手を見下すような態度はどうだろう。アラブ人がイスラム教を、ハイチ人がブードゥー教を信仰するのは良いが、教養のあるアメリカ人が(非科学的な)宗教を信じるのはダメ、というのはちょっと何か差別意識を持ってやしないだろうか。ワイアット先生、そこはどうでしょうか。

ワイアット先生といえば今回は大活躍だったのに、どうやら出番はこれで終わりらしい。いいキャラなのに残念~。最後のアンジェラとの場面がとても良かった。「人間観察」に確かな目を持つアンジェラの面目躍如といったところか。それでも、自分のことになるとなかなか踏ん切りがつかないようだが。

事件の方は――関係者を一巡して最後に残った人が犯人、という割とシンプルなパターン。「毒で弱っていたので、力の弱い人間でも倒せた」という所で、力の弱い人間として「たとえば高齢者」という候補が上がったのはドンラン神父がいたので当然とは思うが、普通ならそこで「女性」という発想も出るはず。そこで敢えて女性を外したことで、かえって犯人がロレインだとわかってしまったのが惜しい。

神父の嘘を見抜いたブースが「裁判になれば、貴方は聖書に手を置いて真実を述べると宣誓しなければなりませんよ」と言う。これ自体はひじょうに効果的で良い場面だが、被告人は証言をしなくて良いはずでは? そもそも罪状認否で「争わない」と答弁すれば公判すら開かれないと思う。


使用楽曲

  • The Time Comes by Nina Gordon

Yoko (yoko221b) 2008-10-27

bones/s02/039_the_priest_in_the_churchyard.txt · Last modified: 2020-05-13 by Yoko