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csi_miami:s05:112_man_down

CSI: Miami - Season 5, Episode 15

#112 Man Down

  • 邦題:「サラバ猛獣よ」
  • 脚本:Ildy Modrovich
  • 監督:Karen Gaviola
  • 初回放映:2007-02-12

事件概要

エリック・デルコ

(前回の続き)頭を撃たれたデルコは病院に搬送される。心停止して11分が経過していたが、蘇生措置により一命をとりとめる。狙撃場所付近には、警備員のスタンと不審な男タナーがいたことがわかるが、いずれも発射残渣は見られない。

デルコの頭部から摘出した弾丸は、口径が小さいことから拳銃と思われていたが、データベースと照合してみるとライフルから発射されたものとわかる。拳銃の場合と異なり、ライフルを撃つと発射残渣が左手に残る。そこで再度調べてみると、スタンの左手から発射残渣が検出された。スタンは趣味の高級車に金をつぎ込み、クラーボから大金をちらつかされて話に乗ってしまったのだった。

アントニオ・クルーズ

(前回の続き)ホレイショがクラーボに手渡した紙幣にはGPS発信装置が仕込まれていたため、信号を追跡したところ、海岸に乗り捨てられた車の中に装置だけが残されており、人質のキャシーはボートの中で発見される。キャシーは「ずっと車のトランクに入れられていた」と言うが、彼女の手の傷は防御創ではなく金鋸を使ったことを示していた。つまりクラーボの手錠を切って逃がしたのはキャシーであり、証拠品の銃器類を廃棄処分する日時も彼女が教えていたのだ。

トリップとホレイショはクラーボの「父親」クルーズ将軍がマイアミに来ていることを知り、領事館に向かう。だが、そこではすでにクラーボが将軍に銃を向けていた。クラーボはそのまま将軍を射殺し、隠し通路から逃亡。その通路にはダイヤの原石が落ちており、クラーボがどうやら紛争ダイヤモンドの密輸に関わっていたことがわかる。クラーボは外交特権を利用してダイヤを密輸していたが、投獄されたためダイヤは領事館に隠されたままになっていた。一連の脱走劇はダイヤを取り戻して売りさばくためだと思われた。

100万ドルをホレイショの口座に送金したのは、ジョセフ・トレヴィという実業家であった。ホレイショはトレヴィがクラーボの実の父親であることを突き止める。トレヴィはクラーボと組んでダイヤの売り上げを自分の口座に入れたものの、「自分はクラーボとは無関係」と突っぱねる。ホレイショはトレヴィの携帯電話からクラーボに電話をかけて出頭を勧める。

その後、クラーボは単身マイアミ・デイド署に現れ、ホレイショと対峙する。ホレイショは警告のうえ、やむなくクラーボを射殺する。


感想

マイアミでプロットに突っ込んじゃダメ! という我慢も限界に来そうな前後編。これが終われば次回からは(おそらく)通常エピだっ! と、何とか気合で乗り切った。ポイントとしてはまず、ライフルで狙撃すると発射残渣は左手につくということ。

そして紛争ダイヤモンド。エドワード・ズウィック監督の映画「ブラッド・ダイヤモンド」が有名だが、CSIシリーズでもベガスシーズン3「黒衣のジュリエット」、NYシーズン3「偽りのミイラ」で登場している。


使用楽曲

  • “Round the Beck” by Beck (病院の場面)
  • “Enter One” by Sol Seppy

Yoko (yoko221b) 2009-02-04

csi_miami/s05/112_man_down.txt · Last modified: 2024-02-21 by 127.0.0.1