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homicide:s03:042_sniper_part_2

Homicide - Season 3, Episode 9

#42 Sniper: Part 2

  • 邦題:「スナイパー(Part2)」
  • 脚本:Edward Gold
  • 原案:Henry Bromell, Tom Fontana
  • 監督:Darnell Martin
  • 初回放映:1996-01-12

事件概要

No.012 Susan Darowz, No.013 William Wixson, No.014 Neal Ferdette

新たな狙撃事件では3名が死亡。今回は、狙撃現場にハングマンは残されていなかった。今回の事件はペンブルトンの担当になり、ラッサートは降格後正式には配置が決まっていなかったが、ジャデーロの頼みで捜査に加わる。

ペンブルトンとベイリスはマリナーの妻に話を聞こうとするが、彼女は夫の無実を信じ、刑事たちに怒りを隠そうとしない。

街はパニックに陥る。ライフル、犯行現場、被害者など各方面から再び捜査が進められ、州兵の出動を要請するかどうかで警察内で意見が分かれる。バンファーザーはラッサートを事件から外すよう厳命。ルイスとケラマンはこれまでの犯行現場を確認してパターンを割り出し、次の現場を予測する。

やがて「次の犯行時刻」の午後4時を過ぎ――予想とは異なる場所でバスが襲われ、乗客が射殺される。ルイスはその日の朝に事情を聞いた目撃者のアレックス・ロビーが今回の現場にもいることに気づく。すぐ近くに住んでいるという。ペンブルトンは「警察署で話を聞かせてほしい」と言って同行を求め、その間にルイスとケラマンはロビーの自宅を捜索。

ペンブルトンとベイリスはロビーから事情を聞くが、ロビーはマリナーの狙撃事件の詳細やハングマンのことなどは何も知らなかった。

ラッサートはロビーに自分が降格されたことを話しながら徐々に共感させていき、狙撃犯の影響力を誇大に話してマリナーを持ち上げる。ロビーはなし崩し的に犯行を認め、「マリナーはオリジナルじゃない! 僕の方が先に思いついていたんだ」と主張する。


感想

Part1で犯人は逮捕され、凶器などから裏づけも取れたはずなのに、またしても狙撃事件発生。

犯人は「ハングマン」ゲームをやっていたわけなので、相手(共犯者)がいても不思議ではない。Eromitlab が実は正解ではなかったのか、それとも別の単語で新しくゲームが始まるのか、と思っていたら今回はハングマンが書かれていない。何か変だなと思ったら、どうやら模倣犯だったようだ。

街はパニックに陥り、妻が妊娠中のペンブルトンは気が気ではない。普段は飄々としているマンチも前年にハワードたちが撃たれた事件の記憶が蘇ったらしい。

模倣犯は野次馬の中に紛れていた。朝の事件現場でジョギング中だった目撃者が、夕方別の現場に「この近くに住んでいて」と言って現れれば、これはどう見ても怪しい。考えてみると、朝ジョギングしていたはずなのに「車で帰る」と言っていた時点ですでに怪しかったわけだ。

というわけでペンブルトンとベイリスが取調べを始めるわけだが、ここで警部からいきなり刑事に降格されたラッサートが参戦。自分の話をして被疑者の同情を引いたところでペンブルトンたちが現れ、すごい勢いでぐんぐん彼らのペースに引き込み、なし崩し的に自供が取れてしまった。この2人の息の合い方、テンポの良さ、いつ見ても素晴らしい。

Yoko (yoko221b) 2011-11-20

homicide/s03/042_sniper_part_2.txt · Last modified: 2020-04-27 by Yoko