User Tools

Site Tools


csi_ny:s07:143_damned_if_you_do

CSI: NY - Season 7, Episode 3

#143 Damned If You Do

  • 邦題:「証言」
  • 脚本:Zachary Reiter
  • 監督:Christine Moore
  • 初回放映:2010-10-08

事件概要

ウォルター&グレース・トラヴァース

ウォルター・トラヴァースと妻のグレースが自宅の寝室で襲われる。ウォルターは死亡するが、グレースは重傷を負いつつも一命を取り留める。マックは救急車で運ばれる直前のグレースに話しかけ、指を動かすことで意思表示をしてもらい、犯人は息子のビリーであるという「証言」を得る。

ビリーは恋人とともにパーティに参加していたところを逮捕される。ビリーは犯行を否定するが、犯行時刻のアリバイは定かではなかった。

だがその後、ライカーズに拘置されていた被告人から「同房の囚人がトラヴァース夫妻の殺害を告白した」と通報。その男マニー・ラヴァーラは終身刑を受けていたが脱獄し、逮捕されて移送を待っているところだった。ラヴァーラは犯行を認め、凶器の隠し場所を告げる。

その場所を探すと確かにバールが発見されるが、サビを分析したところ、犯行とは無関係であることがわかる。改めて事情を調べてみると、ラヴァーラが恋人に会いに来てほしいために話をでっち上げたとわかる。ラヴァーラは遠くの刑務所に収監され、恋人がなかなか面会に来られなくなってしまった。そこで、警官たちが雑談でトラヴァース事件のことを話しているのを聞いて狂言を思いついた。裁判を受ければ、その間は彼女の近くにいられると思ったのだ。

ラヴァーラは無関係とわかるが、その一方でビリーの犯行を示す証拠も見つからない。また、最初は「押し入った形跡なし」と思われていた玄関も、よく調べてみるとバールのような物でこじ開けた形跡が発見される。ビリーと事件を結び付けるものはグレースの供述だけだったが、意識を取り戻したグレースはそのことをまったく覚えておらず「ビリーはそんなことをしない」と主張する。マックは「あの時被害者は私の目を見て、質問を理解していた」と確信していたが、指の動きは脳に損傷を受けたために起きたけいれんであるかもしれなかった。

リンジーは、現場で発見されたガラス片の中から特殊な加工フィルムを発見。それは防弾加工のためのフィルムで、「グラスフェミー」という場所で使用されている物とわかる。「グラスフェミー」とは、防弾加工したガラスの檻に向かってガラス瓶を投げつけ、ストレス発散するための場所。そこでガラスを回収する従業員を調べてみると、性犯罪の前歴を持つポール・ベンソンがいることがわかる。ベンソンの両親は、トラヴァース夫妻の前の住人だった。

ベンソンは将来有望な学生だったが、デートレイプで訴えられ、両親が彼に不利な証言をしたために実刑判決を受け、そのことでずっと両親を恨んでいた。そして出所後、2人が引っ越したことを知らずに元の家へ押し入り、両親だと思ってトラヴァース夫妻を殺害したのだった。

マックは病院へグレースを見舞い、ビリーに謝罪する。


感想

現場に真っ先に駆けつけるのはマイアミのCSIだけではなかった! ……とはいえ、さすがに救急隊より先というわけではないが。マックが最初だったおかげで、瀕死の被害者から情報を得ることができた。しかし話しかけている場面、被害者があまりしっかりしているように見えなかったので「大丈夫かな?」と思ったら案の定、前言撤回。マックの判断が間違っていたとは珍しい。

ホークスは現場で「被害者に指で答えさせるなんて、マック以外の誰が思いつく?」と言っていたが、マック以外の誰かがやっても「処置の邪魔だ!」と救急隊員にぶっ飛ばされるのがオチではないだろうか。

結局被害者は前言を翻して「息子は無実」と言い出す。今更そんなことを言われても! と言いたくもなるだろうが、でも結果的に「(別人の)息子が犯人」ではあったんだよね。人違いだったけれど、ベンソンは犯行時に何か両親を非難するようなことを言ったのだろうか。もしかすると、それが誤った供述に結び付いたのかもしれない。

さて、前回アダムが「ぼくのこともチクるつもりですか」と言っていたが、その背景が語られた。親しかった同僚がDNAの鑑定でミスを犯し、それをジョーが明らかにしたとのこと。それでFBIを辞めてNYへ来たということなのかな。うーん、この元同僚がジョーを恨んでストーキングしてくるようなストーリーアークがないことを祈りたい。

自分たちのミスを隠蔽したりしない、と言い切ったマックの言葉から思い出したのは、シーズン1の「クローザー」。ここでマックは以前の分析の不備(手続き上は問題なかったが、結果的に誤った結果を出した)を認めて冤罪を防いだ。その後のシーズン2では、証拠を捏造しようとした部下を、途中で思いとどまったにも関わらず解雇した。でもその次のシーズンでは、仲間がミスを犯した証拠を脅しのネタに使ってたけど。思い返してみると、その後シーズンを重ねるたびに、ステラが命令違反を重ねて勝手にギリシャまで行っちゃったり、ホークスやフラックの素行が荒れたり、ダニーのバッジ盗難がうやむやに終わってしまったり。

ここで本来の規律正しいNYに戻そう、ということなら、それはそれで良いことだとは思う。ダニーのバッジの件は視聴者に対してもう少し説明があるべきだったとは思うけど、前シーズンのことを今更蒸し返されてもな~という気持ちが半々。メンバーが変わり、時間枠も変わったところで気持ちも一新。ジョーが本当に良い感じに馴染んでいるので、もうこのまま新生NYでいいや、という気になってきた。


使用楽曲

  • “In The Air Tonight” by Phil Collins (冒頭)
  • “Tell Me You Love It (Acid Crunk Mix)” by Aquasky & Blu Rum 13 (ビリー逮捕)
  • “Paradise Circus” by Massive Attack (寝室で証拠採取)
  • “Falling Apart” by Trouble Andrew (ベッドの証拠分析)
  • “Original Sin” by Hybrid (グラスフェミー)

Yoko (yoko221b) 2013-06-02

csi_ny/s07/143_damned_if_you_do.txt · Last modified: 2024-03-02 by 127.0.0.1